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オリジナルカレンダーの作成
オリジナルカレンダーの作成方法と使い方
オリジナルカレンダーは一人ひとりの個性が発揮でき、個人で飾るのも楽しいものですが、贈り物にも最適です。
またお店や会社でオリジナルのものを作成して顧客への粗品として使うことも多くあります。毎年暮れごろになるとあちこちの会社から届くという方も多く、美しい風景写真が掲載されているものなどを毎年楽しみにしている人もいます。
オリジナルでカレンダーを作成することは大変だと考えている方も多いでしょうが、インターネットで探せる印刷会社の中には素人でも容易にオリジナルカレンダーの作成ができるようサービスを提供しているところもあります。
オリジナルカレンダーの種類と作成手順
カレンダーと一口にいっても様々な形態があります。一般的に思い浮かべられやすいのは壁に貼るつり下げ型のものですが、一枚の紙から成り1年分の日付がまとめて載っているものと、複数の枚数になっていて一枚ずつめくるものとがあります。前者はポスター型といい、写真などと一緒に日付が書いてあり、下の方や端の方に店名などが印刷されています。後者のめくるタイプは上の部分や真ん中で複数の紙がとじられており、めくるか切り離して使うスタイルのものです。変わったものでは短冊形で長いものなどもあります。
デザインとしては海外の観光地の景色や遺跡の写真、有名人の写真、有名な画家の作品が載っているものなどに人気が集まっています。つり下げ型のカレンダーの場合は月ごとに掲載されている写真が異なり、季節に合わせて変化を楽しむことができるシリーズ形式のものが喜ばれやすくなっています。
卓上カレンダーは机の上や棚において飾ることができるものです。置くと立つように背面に支えがついていて、広げられるようなものや、カバーを広げて横から見ると三角形に組み立てられるものなどがあり、手で容易に組み立てて机に置くことができます。その他カード型のカレンダーは定期入れなどに入れて使う際に便利です。しおりに使えるサイズのものや、スケジュール帳として使えるノート型のものもあります。
このようにカレンダーにはたくさんの種類がありますが、オリジナルのものを作成する場合の手順を説明します。インターネットで発注できる印刷会社が採用している方法は極めて便利な方法で、簡単に好みのカレンダーを作成することができます。まず制作したいカレンダーの種類や大きさなどを選定します。用途に合わせていろいろなサンプルが用意されており、バリエーションも豊富ですから、適切なものを選びましょう。ちょっとした変更は指示に従って進めれば大丈夫です。
サンプルを選んだら、入力するデータを書き込みます。オリジナル性を強く出すことができる部分は追加する文字とデザイン、画像です。これらは必要なものを自分で書き込んだりして用意する必要があります。日付の文字の種類なども変更することができるので、オリジナリティーを打ち出すことができます。店の広告などは自分で作成をするか、テンプレートを使って必要なことを書き込み作り上げます。画像は一番オリジナリティーが発揮できるもので、スマホで撮った写真やインターネットのフリー画像サイトからダウンロードした素材を挿入できます。出来上がったデータはネットワークを経由して送付します。データについては業者側がチェックをし、印刷前に校正をしてくれます。これで発注が完了です。あとは業者が印刷を行い、納品されます。
オリジナルカレンダーのデザインの作成
デザインの設計については、例えば画像編集や描画ソフトなどで簡単に製作ができるように業者がテンプレートを用意していることも多くあります。このようなソフトであれば図形のデザインが優れており、写真等の画像のデザインに関しても使いやすくなっています。本来はデザイナーが画像や図形を作成するソフトウエアであり、作成にはかなり熟練が必要で、なかなかすぐに思うように使用できるようなものではありません。しかし、テンプレートがあれば適宜必要な文を入力し、選んだ画像などを挿入すれば設計ができるようになっています。カレンダーの種類や内容ごとに様々なテンプレートが用意されていて、適切なものをその中から選んでいくことができます。
テンプレートは主要な枠組みがあらかじめ配置されていて、顧客がオリジナルで作成できる部分は必要なものを書き込めるようになっているファイルです。例えば自分で選んだ画像等を配置する場合は用意した画像をその部分にはめ込めば完了です。お店の名前や電話番号といった文字情報なども書き込むことが可能です。
周辺の飾り模様などもテンプレートから選んだものを挿入するだけで仕上げることができます。慣れれば用意された部品を組み合わせたり、模様を描くエリアを変えたりと自由に設計することも可能で、自分なりに工夫したデザインを作り上げることができるようになっています。